サーフィンと鬱

39才。男性。会社員。仕事はWEB関連で1日PCとにらめっこ。独身。都内で一人暮らし。
昔から慢性的な抑うつ状態が続いていて、特に2月前後の冷え込みが厳しい時期に落ち込みがひどい。
心療内科抗うつ剤を処方されているが、劇的な効果というものはなく、気休め程度という感じ。
今度の冬には40歳で、この抑うつ状態はもう死ぬまで続くのかなーと思うと、気が重い。

このゴールデンウイーク前の週末に、思い立ってサーフィンに行った。
電車で1時間ちょっとで行ける茅ヶ崎まで。
経験はほぼなし。10年くらい前に少しだけやったことがある程度。

きっかけは、何か自然に触れることが抑うつに効くんじゃないかと思いついたこと。
結果は正解だったと思う。

1日スクールに通い、コーチの指導で小さな波に乗れるようになったときの爽快感。
波を逃しても、次の波に乗るぞと体が勝手に動き、テイクオフのチャレンジを繰り返す。
自然を相手にした全身運動なので、スクールが終わった後の全身の疲労感はすごい。疲れ気持ちいい。

たった1日通っただけで味をしめてしまい、2回目のスクールが終わった後にギアを一式買い揃え、土日は必ず海へ。
そして、このゴールデンウイークの連休も毎日欠かさず波乗りに行っている。

海に入っているときは波乗りに夢中で落ち込みとは無縁だし、
終わった後は心地よい疲労感で気分が良く、抑うつ状態とは無縁だ。

考え方も変わってきた。
抑うつ状態が続くのは、抑うつになってしまう生活サイクルを自分で選んでいるからなんじゃないかと思うようになった。
毎日毎日、大きな空の下で海に入って波乗りをしていると、嫌な考え方や鬱々とした状態からは遠ざかることができる。
もちろん仕事があるから毎日波乗りして遊んでいるわけにはいかないが、
少なくとも、自分の行動を変化させれば、抑うつ状態から離れることができるのだと知ることができた。

だったら、少しでも元気でいることができる環境を作っていけばいいじゃんと、思うようになった。

波乗りだけじゃなく、自然に触れる機会をもっと作っていくことに興味がわいてきた。
死ぬまで今と同じ生活サイクルで抑うつに耐えるなんて、いやだ。なんでそんなことしなきゃならんのだ。

僕は独身だから、家族を持っている人たちより自由で動きやすい。
もっと自分が元気でいられるような環境を探して、行動していこうと考えるようになっている。